災害時と情報

どうも、災害時も通常運転のnagatoです。停電に備えて非常用ランタン買ったくらいです。

台風19号に伴う被害の情報は報道機関などにアクセスするといくらでも収集することができる。しかし、災害時に報道機関の関係者を災害が発生している地点にすぐに派遣することは難しいので、視聴者提供などという形で一般市民が情報提供をする機会も少なくなくない。これはスマートフォンの普及が大きいだろう。

一方で、そういった情報の中には残念ながらフェイクも存在するし、調べればわかることを裏取りもせずに叩く人もいる。そういった人間が発する情報は今回だけでなく今後の災害発生時などにもデマを流す可能性があるので、運営会社に積極的に報告すべきだろう。指摘する声ももちろんあるが、そういった声がある程度大きいものになっている場合は指摘はせずに、そっと優しく運営に報告してあげるのがいい。指摘があまりされていない状況なら、優しく指摘してあげるもよし、スルーするもよし、報告するもよし。なにせ、レスバトルみたいになるのは不毛な戦いなので、それだけは回避すべきだと思う。争いは同じレベルの者同士でしか発生しない。

今回もデマを流した人間を何名か見たが、それによって不安をあおる、無関係の市民を傷つけるようなことがあってはならない。東名高速道路のあおり運転による事故をめぐっては、デマ情報を流したことで問題となっている(https://www.nishinippon.co.jp/item/n/550628/)。書類送検後不起訴とされたが、検察審査会は起訴相当と判断しており、今後が注目される。インターネット上にデマ情報を流すとどうなるのかという事例では、熊本地震で動物園からライオンが放たれたといった情報を流した事案もある。逮捕される事例は多くないとはいえ、他人を傷つけ徒に不安をあおることのないよう、気を付ける必要がある。

うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しいが、正確な情報を発信することが何より重要なのは変わらないだろう。