みんな大好きなあの食べ物について

最近ブームになっている食べ物がある。タピオカ？否、カレーライスのことである。一定数存在するカレーライス嫌いの人間には申し訳ないのだが、タイトル通りみんなカレーが好きということで話を進める。

給食にもあるしキャンプや調理実習の定番で町の店にもあるカレーライスだが、辛くしようと思えば無限に辛くできてしまう。蒙古タンメン中本で塩タンメンを頼むくらい辛いのが非常に苦手な自分には、激辛などというのは永遠にかかわりたくない領域である。

カレーで人を虐めることができるというのは激辛にして食わせようとすれば成立してしまうので考えたら想像はつくのだが、カレーには何の罪もない。カレーだってこのために生まれてきたんじゃないだろう、わかるよ。しかし、カレーでも人を虐めることができると気づいてしまった時点でもう遅いのである。

カレーには何の罪もないが、カレーを食べたければカレー屋や家で食べればいい。カレーは好きな人が多くて、野菜も肉も入って栄養の観点からもバランスが取れているのだろう。学校給食というは本来そういうもので、カレーがだめなら他で代用できればそれでいい。

自分の好きな先生が虐められていた際に使われたものを食べるという心境はなかなか想像すると苦しい。食べる気にならない可能性もある。それに、カレーを使えば虐められるという発想が広まった時点で、次に誰かがカレーで虐められるかもしれない。え？給食に激辛カレーは出ないでしょって？それはそうなんだが、クラスの誰かが家から一味唐辛子でも持ってきて、カレーにかけるだけでも虐めになってしまう発想くらいは持ち合わせてほしい。すべての給食に唐辛子をかけることは可能だが、学校給食を潰してしまうのは家庭の負担になりバランスの良い食事を摂るのは難しい上に食育の観点からも厳しいだろう。

ほとぼりが冷めるまで、一時的に中止にしたうえでしっかり指導をすれば給食にカレーが戻ってくる日も遠くはないだろう。現場なりの判断でカレーを中止にしたのだと思う。残念ながら学校ではカレーを食べられないが、カレーよりも人の健康や命のほうが大事だ。もちろんカレーは悪くないので、罪を犯した教員はしっかり裁かれたうえで罪を償っていただきたいと思う。本来の論点はハラスメントを行った側やそれを管理する立場にあった人間を厳正に対処することにあるので、カレーなどで騒ぐのはよろしくない。現場としても、厳正な対処をすることを明示したうえで、精神的苦痛を与える可能性があるためにカレーを一時中止にすると補足程度にしておけばここまで騒動にならなかった気はする。

虐められた人と虐めた人というのは分かり合えない部分がある。虐められた人が虐める側になることもあるので、そういった部分はやめさせなければならない。いじめがなくなればいいのだが、社会生活を送ることになるといじめと縁を切るのは難しいだろう。虐める側の人間を作らないように教育するしかない、親が。

神戸は組体操の件もあるので久本市長には是非とも期待したいですね。お隣の明石市も検討に入ったとか。。。

世間の流れに真っ向から対立してる記事書いたけど大丈夫か？これ