nagato湯本温泉 長瑞庵

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温泉につかりながら語り合える話題と、温泉旅館のような居心地を提供したいブログ

紙一重

ちょっと時間が空きまして、お久しぶりです。

昨日もまたボーっとネットの海を漂っていたところ、爆笑問題太田光さんの記事を見つけたので、その紹介から。

news.nicovideo.jp


記事自体は20日のものでちょっとブームが去っている感もあるが、見たのが昨日だから仕方ない。

加害教員の「かわいがっていた」という弁明に対する理解と、それのリスク、お笑い芸人としての視点、そして今後の危険性にも言及しており、内容としては不足のないものだと個人的に評価している。これを見て、太田光がいじめを容認しているとか勘違いしている人間がいないことを願う。

人が2人いると、その関係は対等かもしれないし、上下があるかもしれない。複数人が存在する社会では、いじめが発生しかねない状態に常にあることを理解するのが大前提である。「イジリというか、いじめとイジリも何も一緒なんだよね」というのは、共感できる。されている方が楽しいと感じていたらイジリ、楽しくない・辛いと感じていたらいじめだというのは、わかる人にはわかるはずだ。

例えば、ダチョウ倶楽部というお笑いグループがある。熱湯風呂に突き落とされたり、熱々のおでんを無理やり食べさせられたり、これはあのグループ内ではイジリかもしれないが、他人にやってしまうのはいじめに該当する可能性が高くなる。また、あのグループでやるうちは許容されても、例えば見知らぬ人間がたまたま上島竜兵さんを見つけて、熱々のおでんを食わせるという行為はいじめ・傷害になってしまう可能性だってあるはずだ。

イジリを許容できる人と、イジリの限度を知っている人でかついじられる人との結びつきがある人が出会って、イジリという行為ができ、人々に笑いを提供できるのであって、みんなが弄っているからといって自分も混ざってしまうのはよくない。

幸いにもいじめを受けたことのない人がこの記事を読んでいるとすれば、少しだけでも理解を深めて、自分が人を虐めないように努めてほしい。虐められた経験がある人はもちろん、虐める側に回らないように気を付けて行動をしてほしい。

 

ところで、神戸市の小学校で、日直の声が小さいという理由で小学校1年生の児童を1時間ほど立たせて授業を行わなかった事案(https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20191025/2000021740.html)があったらしいですね…体罰に該当するとか。神戸に住みたくなくなる情報ばっかり出てきて、市のイメージ下がりまくってるので改善してほしいですね。では。