nagato湯本温泉 長瑞庵

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温泉につかりながら語り合える話題と、温泉旅館のような居心地を提供したいブログ

個人的就活の重要ポイント

これを見ている人が就活経験者か否かわからないが、経験者として就活で気を付けるべき点などはまとめておきたかったので、まとめます。

というのも、

とツイートしたのでね。

 

個人的に考える、就活をするにあたってのポイントはこんな感じ

  1. なぜ進学したのか考え、活かせるようにする
  2. 就活の軸を見つける
  3. 優先順位をつける
  4. 業界、業種の問題点を把握する
  5. 求人内容を確認する
  6. 信頼関係を構築する

履歴書の書き方だの面接の姿勢だの基本的なことは、セミナーとか情報サイトとか色んなところに書かれていると思うので、スルーして。

 

1の進学理由・活用について

進学率を見ると、最終学歴が中卒の人間は3%にも満たないが、高卒の人間は意外と多いということがわかる。高卒でも業界によっては正社員になれる中で、大学(短大・院・高専など)に進学した理由、さらにその学部で学ぶ理由やその内容というのは、個人的には求められると思う。俺が大学を就職予備校扱いしている人の多さに嘆くのは今に始まったことではないが、実のある学生生活を送ることは大切だと感じる。そこまで意識高い系で面接官から質問されることは多くはないので、いわゆるガクチカが回答できればいい気もするが、どこかに回答を用意しておく必要はあると思う。それが、就活の軸なり、意識を高めることに作用すると思っている。

 

2.就活の軸について

就活の軸とはよく言われるが、つまりは価値観である。何を基準に業界や会社を選んでいるか、働くにあたってどういうことがしたいかを考え、伝えなければいけない。これがあやふやだと好印象は与えられない可能性が高く、しっかりしすぎていると考えが凝り固まる危険もある。軸をしっかりと固めておけば、業界・企業探しにも面接の受け答えでも問題なく進められると思う。就活途中で行き詰ったとしても、軸の根幹部分に戻って考え直すことで見えてくるものもあるので、あると今後が楽になる。ない人は考えて、ある人は複数の業界を見たほうがいいかもしれない。

 

3.優先順位づけ

求人票やマイナビ等のサイトで会社を知るのには限界があるが、そのなかで優先順位をつけていくことで企業の志望度を上げたり下げたりできる。例えば、給与や休日数を気にするなら高給や年間休日が120日を超えているようなところを選べばいいし、転勤が嫌なら地域密着の会社を選べばいい。いくらどこでもいいという意識があったとしても、業種・職種・給与・休日・転勤・残業・社風・従業員数・教育制度などの中から順位をつけて、優先度の高いものを選び、それに該当する企業選びが必要である。そうでないと、入社後後悔することになる(そうでなくとも後悔する人多数)。就活は内定がゴールではなく、その後長く就労できるようなところに入社し勤務することで成功といえるので、就労環境等含めて吟味することは大切である。

 

4.業界・業種の問題点把握

その業界が伸びるのか縮むのか、堅調に売り上げを伸ばすのか、どういう体質を抱えているのか、などなど問題点を知ることが大切である。さもなくば将来自分もまきこまれる可能性がある。志望する業界や業種・企業に勤めている人に聞けるような状況であれば、しっかりと聞いておくことで、身を滅ぼさずに済むかもしれない。

 

5.求人内容の確認

ありえない話かもしれないが、俺は過去に2度ほど求人内容に騙され、裏切られてきている

いや、何を言っているんだ、と思うかもしれないが、本当です

会社説明会で聞いた内容と内定後では条件が異なる、求人票を読んだ後に企業側担当者と面談をすると異なる条件の提示を受ける、といった内容である。求人票記載の求人内容と異なる条件で就労させようとした場合、その内容について明示する必要(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000171017_1.pdf)がある。これは2018年1月に職業安定法の改正に伴って追加された内容で、これに違反すると企業側は罰則もあるので、今後就活を進める際には特に注意しておく必要がある。ま、そんな会社あっちゃ困るんですけどね。もし万が一遭遇してしまった上に内定までもらってしまったら辞退しましょう。コンプライアンスのかけらもないので。

具体例として1つ挙げておくと、求人票では雇用期間について定めのない契約(いわゆる正社員契約)だったのに、担当者が登場して面談が開始されると、契約社員での契約を提示された事例がありました(筆者の体験に基づく)。

 

6.信頼関係の構築

就労前というのは、人事担当者との面接・面談でしか、その企業を知ることができない。賃金をいただいているわけでもないので、その企業のために尽くす義理もそこまであるわけでもない。もちろん内定が欲しい・内定後のコミュニケーションを密にして好感度を上げたい、といった場面でその企業のために必死こいて媚を売るのは勝手にすればよいのだが。入社前には、お互いがどういった人物(会社)で、何をしてくれるのか、何ならしてあげることができるのか、といった、メールや電話、対談でのコミュニケーションを重要視し、お互いの信頼関係を構築しておけば、入社の際・入社後も安心できる環境があるだろう。入社の2週間前までなら内定を辞退するのも自由なのだから、コミュニケーションをとったうえで相手方を信用できなくなった場合は、内定を辞退することも視野に入れるべきだと思っている。働いてまだ2週間だが、人と信頼を築くことは今後も大切なんだろうなぁ、などと今のところは思っている。

 

就活サイトに書いていること/書いていないことをまとめてきたが、就活してきた中で重要と感じた部分はこんな感じ。人によってそれこそ価値観も違うし、重要視する部分も違う。参考程度に見てもらえればそれでいいし、いま就活で困ってる人、これから就活する人、転職しようとしている人、企業で人事を担当している人など、色々な人に刺さればいいなと思っております。

 

それでは。

 

なお、この記事については今後の人生の経過を踏まえて、加筆・修正などがなされる場合があるので、そのたびに改訂していきます。