就活の大事なポイント⁉
さて、前回に引き続いて就活の話です。
前回の記事(https://news.livedoor.com/article/detail/17361974/)の後半に、志望度合いは嘘でも第一志望って言ったほうがいいのか、どうなのか、というのがあった。結局就活なんて面接官次第なところがあるので正解はないが、無難と言われる選択肢はネットで調べればいくつか見つかった。しかし、徳利の注ぎ口を逆にするよう指導するような似非マナー講師が後を絶たない世の中なので、聞き流す程度でいいだろう。以下の箇条書きはネットで拾ったものをまとめただけなので、私の意見ではない。
- 嘘を吐いてでも第一志望です、という場合。内定がなかったらある程度は通用するかもしれないし、嘘はついてほしくないと思う担当者もいるだろう。偽ることでボロが出るならもちろん控えるべきだが。
- 第一志望群と言う場合。ぼかされているので不誠実と捉える人もいれば、どこも魅力的だろうから迷った後にウチに来てほしいと言うかもしれない。
- 正直に第n希望です、と答える場合。正直であるし、聞きたいのはそこじゃなくて就労意欲があるかどうかなので不問。逆に、嘘でも自信をもって第一志望だと回答すべき、という記事も見られた…。
んーまぁ、正直なほうがいいんじゃない？なんて思うけど、本人にお任せします。
んで、正直・誠実に対応するというのは、心が汚れていてはなかなか難しい。つまりは、高潔さというのが求められるのではないか？ということで、こちらの記事の紹介です。
なかなかにいい内容で、就活のみならず多方面に納得を与えそうな記事だと思う。特にここで紹介されているのは就活の3＋1ポイントで、
という点に注目するようになったという松本晃氏は、最初は人を採用するのも初めてだったが経験を積んで学んでいったという。
たかだか30分や1時間で倫理観などわかりそうにもないが、これが備わっていると罪を犯したり人とトラブルになったりするリスクは減るし、志望者が将来的に企業に属する際にはルールを守ってくれるだろうと期待したくなる。企業のイメージや秩序にマイナスを与えないというのは、企業を運営するうえで欠かせないだろう。
地頭というのは教養や指導によって身につくものではなく、その人の考え方や生き方によって左右される部分がある。もちろん知識が豊富であることに越したことはないが、豊富な知識同士をリンクさせたり、アウトプットしたりといった引き出しの多さ、そのために頭を働かせる回転速度や、それをわかりやすく伝える、というのは地頭の良さのひとつではないだろうか。知識は誰でも身につけることができるが、その活用をフルにしている人間は一目置かれる存在となるだろう。そういった人材の活用・交流は個人にとっても企業にとってもプラスであり、頼れる存在となるだろう。
人に好かれるかどうか。コミュ力とも似る部分はあるかもしれないが、笑顔で対応する、相手の話をよく聞く、分け隔てなく対応する、のような誰にとっても人当たりのよさそうな人物は、少なくとも表面上は人に好かれるだろう。しかし行き過ぎるとお人好しになってしまうのかもしれない。お人好しが損ばかりしているわけではないだろうが、行き過ぎはよくない…気がする。
中途採用時に職業経歴書を提出する場面も近年はかなり多くなってきた。自社で育成した社員ばかりの環境では得られにくい、その応募者の実績の活用や、体験の伝達・活用がなされることで、うまく会社が回ることもあるだろう。正社員の入退社による新陳代謝の促進も重要だが、それだけにとどまらない新たな風を吹かせる意味では重要なピースとなる。その実績・体験はその企業にとって重宝される上に、個人としても企業や同僚からそれらを必要とされていると感じれば、やりがいも感じられるだろう。
これらのポイントの組み合わせで、その人らしさがより出てくるのだろう。もちろん企業の方針に沿わない組み合わせもあるだろうが、これらのポイントを押さえていれば、それぞれの割合や内容の濃さ次第では十分戦力になることは想像に難くない。どれもこれも一朝一夕で身につくものではないが、自分の個性と組み合わせることで他の人にない良さを生み出し、アピールすることが内定を勝ち取り就活を成功させる大事なポイントだと感じた。
就活のみならず人と接点を持つ際にも、これらを活用すると悪い印象は持たれない…気がする。根暗陰キャ自分勝手社会不適合オタクの自分にはこれら全てを満たしてもそれを上回るキモい緑色のオーラがあるので無駄になりそうだ。悲しいなぁ。
