曖昧なルールは不安を煽る
Googleアプリのホームには検索履歴とかから判断したであろう好きそうな趣味などのニュースが並んでいるので、トレンドやニュースを見るだけでは追いきれない少し面白そうな記事を見つけることがある。
ということで適当に漁っていたところ、来年度から開始される予定の5Gは健康被害をもたらすといった記事を見つけてしまったので、似非科学なのかガチなのかよくわからないです教えてエロい人。
似非科学には騙されたくないので科学を勉強せなあかんなぁなどと思いつつ、今回の話題は就活の話です。大学の勉強の影響もあって、おそらく何度か就活や労働に関する話をするだろうと思います。
この記事はタイトルがすべてといっても過言ではないだろう。以前、日経の某記事はタイトルが悪いと批判したが、これは文句なしだ。
初手で「就活は大学入学と共に始まっている？！」と書いてあるが、これは嘘。受験勉強の時点で始まっている、が正解。学歴フィルターをご存じない？あるともないとも言われているが、この話題は置いといて。
話題はいくらでも脱線できるので、本題の就活の曖昧ルールについて。私服/スーツ問題。これは本当に悩む。悩んで○○ナビとかのサイト覗いてプロ()の意見を参考にしながら、結局スーツが無難だよねとか、オフィスカジュアルってよくわかんねーから○○やまの店員に相談するかとか、そんな感じになると思う。そもそも服装規定がなければスーツってのも暗黙の了解すぎて。社会人の常識と学生の常識のズレというのを考えてほしいと思う場面も少なくないんだけどね(コートをどこで脱ぐか、とか)。いや、服買うのも金かかるんだわ。
私服推奨なのに私服で浮きたくないと考えた結果8割がスーツだったというオチ、かなり容易に想像できるんですよね。推奨ってのは曖昧表現だろう。PCでゲームするなら最低スペックと推奨スペックがあって、最低スペックさえ満たしてたら最低限はできるし、推奨スペック満たしてても色々とマシマシにしたら動きが悪くなるってのは想像がつく話。最低限のことだけ書いといてほしい。ところで、就職氷河期ならここでスーツ着ている人は恐らく絶対落ちます。
服装で悩む人用に、「就活 私服推奨」と検索するだけで、色々誘導されそうなタイトルのサイトが大量に出てくる。内定者に聞きました！とか、人事の人はこう考えています！とか、誰が言ったかによって信頼度を上げようと各サイト躍起になっているのが見て取れる。悩んでる本人は結構マジで悩んでいる、というのも転職や定年廃止なども世間を賑わせているが、仮にもその会社に定年までの約40年勤める、そしてその勤め先を決定するというのは人生における一大イベントなのだ。手玉に取ろうとしているように見えて心の底から嫌いなんだが、これは私怨MAXなので以下略。
ノックは3回しろ、どうぞお座りくださいと言われてから着席する、などのルールではなくて、暗黙の了解や曖昧なルールというのはどこか心を不安にさせる。結局面接官次第と言えばそれまでなんだが、そんな場外で既にバトルを始められても…と思うんですよね。わかりやすい案内をすると、イメージとしても悪くならないと思う。試すのは別にエントリーシートでも面接でもいいので、私服推奨っていう変化球は個人的には好きじゃない。
記事の後半には第n志望に関する話題もあって、就活生の共感を呼びやすいなー、などと思いましたね。ところで大学は就職予備校ではないので、インターン等における公欠などの扱いは大学が配慮すべきという意見は賛成しかねますが。
今回はこれくらいで。では。
