大卒で即ニートになった話
長らく放置してすいません。
内定があったはずでしたが、訳あって蹴って無職をしばらく経験した後、3月から社会人になりました
— nagato@脱ニート・コミケ落選 (@nagatoNLF) 2020年3月7日
関西におりますので、またお声がけください https://t.co/fmudUulI1w
ニートを経験するとどうなるのか、就活はどんな感じなのか、あたりのお話をしておこうかと。
就活は色々と大変だと思ったので、もちろんリクナビ/マイナビあたりのサイト見たらわかることも多いとけど、自分の文章でまとめて書き上げたいんだよな
— nagato@脱ニート・コミケ落選 (@nagatoNLF) 2020年3月7日
こんなツイートもしたけど、これは次の機会ですかね…。
さて、諸般の事情で内定を蹴り(辞退し)、晴れて無職になったらまずどうするか。前職がバイトもしない学生なので雇用保険とかの話も一切ない。とりあえず俺は、近くの床屋で髪を切り、ハローワークに行った。
どう就活すればいいのかわからないときは、とりあえずハロワに行くと教えてくれる。方針が少し固まるのと、相談に乗ってくれるので、序盤は世話になってもいいだろう。なお俺は3回くらい行って終了した。膨大な量の求人から探すのが面倒だったのと、知らない業界・業種が多すぎたのが理由。自力で探し出すのには少し気力がいるかもしれない。特定の業界に絞りすぎるのは良くないって思ってるので、尚更。
次にエージェントを活用した。エージェントの会社によって気質も異なるので、複数登録しておくといい。社会人未経験の俺は、とにかくどういった仕事がしたいか、将来どういうことがやりたいか、を伝えた。また、大学卒業後に就労しない人物を「既卒」というので、既卒の相手をしてくれるところを選ぶべきだろう。ここで、自分を見つめ直す機会を得た俺は、少し方向性が定まったところで就活を中断した。まだ5月の終わりのことである。
就活に未練があった俺は、とある自治体の公務員試験を受けた。が、落ちた。前回と同じところを受け、同様に最終選考まで進み、後ろから数えて同じくらいの順位に沈んだ俺は、適性がないと判断。勉強だけすれば受かる試験ではないので、諦めも肝心だと思った。
非常に鬱になった俺は、引きこもり、諦め、悟りに境地に至り、子供部屋おじさん&無敵の人になっていた。昨年は”こどおじ”や”無敵の人”が話題になり、凄惨な事件も多数発生しており、俺もやがてこうなるのかと思っていた。
しかし、無職というのは恥ずべきことであるという認識は常にあった。この認識の有無で、人生棒に振るかどうか決まると思う。
生活リズムと就活の基礎が崩壊していたので、とりあえず就活をサポートするセミナーに週1で参加することにした。赤の他人とコミュニケーションをとるのは久々だったのもあり、ここで面接とかの練習をして基礎を固め…いや、多分固まってないと思うが、基礎の材料になるものは収穫できた。
そのあと1月に面接を受けて、2月に内定もらって、今働いているという流れです。
ニートを経験するとどうなるか
- 時間は無限にある
- 金はないので何かをやる気力は起きない
- 恥ずかしさ、申し訳なさを感じる
- 生活リズムが崩壊する
- 友人がいないと疎外感MAX
あたりだろうか。労働未経験者だったので、これに加えて
- 働いてみたい
という謎感情もあった。いやだって、働いたら金くれるんだぞ?今までやってきた奉仕活動や部活動って無償で労力を提供するか、部費を徴収されて更に労力まで提供するというドMプレイだったので、楽な世界だと錯覚する。
ところで、なぜバイトでいいから働かなかったのか?と疑問を持つ人も多いと思うが、働きたくなかったのと、働くのが怖いから、ですかねぇ……。これはこれまでの就活の経験からきているので、就活全般の話はまた次回。
※ニートでも年金は払っておきましょう