nagato湯本温泉 長瑞庵

nagato湯本温泉 長瑞庵

温泉につかりながら語り合える話題と、温泉旅館のような居心地を提供したいブログ

2021.05横断遠征-Day1-

コイツ毎月遠征してんな……

ゴールデンウイークとは映画業界で作られた和製英語で、NHKは頑なに”春の大型連休”などと案内していることでも知られる、4月末から5月初めにかけての休日の多い期間のことである。

なんとなくゆふいんの森に乗りたかったので、とりあえず九州に行くことに。ということで、

安定の早朝新幹線課金である。早起きしているので寝たら鹿児島中央の恐怖に怯えながら、順調に時速300キロで西進していると博多には9時過ぎに到着。

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お目当てのキハ72ゆふいんの森である。

デビュー当時は4両編成だったが、1両増備されて5両編成になった経緯があり、その際に新造された車両が”キサハ”という気動車の付随車が爆誕した。これは後に乗ることになるキハ183系5200番台「ノースレインボーエクスプレス」誕生以来23年ぶりのことらしい。

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2013年に撮影したキハ72。当時は4両編成だが、2015年に現行の5両編成になった。

気動車特有のエンジンが唸る音などは一切なく、静かに動き出すのが特徴的。

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座席は885系タイプですかね、なんかそんな気がする。特に揺れることもないし、静かだし、何より乗車している車両が新しいのが素晴らしい。

湯布院まで乗り通し、適度に飯を食って大分へ向かう。

大分でバスに乗換え、高崎山で下車。

そういえば水族館とか好きでしたね、たまに忘れる。

高崎山に駅とかあればアクセス抜群なんだが、周囲に民家が一切ないので利用客が水族館/動物園利用者限定となると、そこまでして駅を作る必要があるのか疑問である。

うみたまごで個人的に面白かったのは、サイエンスゾーンだろうか。美ら海や鳥羽みたいな特定の生き物やスケールで勝負できるわけではないので、展示手法を色々と考えないといけないのは大変であると実感する。

適当に観光したのち大分駅まで戻ってきたところで本日の予定が移動だけとなってしまったので、宿のある小倉まで普通列車で移動となる。

本当にこれだけなので、あまり計画性がなかった。しかしこの年に九州行ったのはこの1回だけらしい(北海道は2回行ってるらしい、その記事は後日)ので、思い立ったら行っておくものだなと。

この日は午後からずっと天気が良くなかったので

ずっとこれだった。

どこもかしこも換気しやがる上にこれなので疫病は本当にカスだと思う。さっさと窓を閉め切っても問題ない世界になってほしい。

Day1はここまで。

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ミナミアメリカオットセイらしい

Day2はこちら

2021.04東日本遠征-Day2-

Day1はこちら

 

下書きをしたまま1年ほど寝かせてしまっていたらしい、なかなか熟成されていて美味だと思う(要出典)。

 

オタクの朝は早くなりがちだが、前日が始発レベルの速さだったこともあり本日は遅め。わざわざ千葉に泊まった理由がコレである。

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千葉駅の案内表示。快速のみで列車名などは表示されなかった。


毎年恒例の臨時列車で、距離が長めなので乗り鉄的には乗っておきたいところである。そもそも485系の数も全体的に減少傾向であり、ジパングなき今となってはリゾートやまどり・華の2本だけである。やまどりは指定席で乗れる場合があり非常にお得なのは有名な話。

中央線臨時快速列車で小淵沢までといえば、

という気持ち。ビューやまなしは1度乗ったことがあります。

ところで華というのはお座敷列車なんだが、つまり

ということである。サンライズなら130キロで動くベッドだが、こちらは畳。負けてない。

お座敷といえばコレも忘れられない。

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キハ400お座敷、畳ではなく掘りごたつの絨毯である。

キハ183運行中止時代に運転された宗谷本線の臨時快速である。当時はこれで5時間ほど過ごしたとされる。恐ろしい。

今回は最後尾の車両を引いたらしく、クハで静かだし、そこまでかぶりつきも多くないし、かなり得した気分だった。

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運転席後ろは展望室となっており、フリースペース扱いで誰でも立ち入りが可能。

中央本線自体が路線の変化が多く、全く海が見えない路線の中では最も好きな線の一つかもしれない。乗れる機会があったら乗っている気がする。

ボーっとしてたら小淵沢に着いてしまったので、強制降車。いつの間にか新駅舎になっていた。旧駅舎時代は小海線のホームまで一旦地下道を潜った後に跨線橋でわたるという謎移動をさせられていたが、この建替えで跨線橋で完結した。売店などが併設されているほか、展望台もあるらしい。ここで先に晩飯の確保だけしておく。

後続の松本行普通列車に乗り込む。華に乗り鉄してたオタクの一部は乗ってきたが、残りはどこへ行ったんだろうか……。小淵沢中央本線山梨県最後の駅だ。しばらくして長野県に入り、諏訪湖のほとりを走っていく。上諏訪と茅野の間には普門寺信号場という信号場があり、ここから岡谷まで単線になってしまう。単線であろうが、あずさ・普通列車飯田線直通列車・貨物列車なんかが走っており、なかなかダイヤを組むのも難しそうだ。

塩尻からはひたすら大阪に向かうだけである。しなの&新幹線でもいいのだが、費用を抑えた結果普通列車となる。

ワンマン列車の2両目というのは駅員が駐在する駅しかドアが開かないことで知られており、静かで、気温の変化もないことから、途中の駅員のいない駅で降りることがない場合乗車しがちの車両である。

今日も今日とてワンマン2両目に乗り込み爆睡していたところ、

残念なお知らせである。

塩尻から中津川まで2時間の睡眠を期待していたら、塩尻から40分の宮ノ越で巻き込まれてしまった。なんともクソである。

ところで、塩尻から大阪までの経路として一般的なのは、中央本線東海道本線(新幹線)であろう。しかし、このルートよりも安いルートが存在する。それがこの

太多線を経由するルートである。

名古屋経由が365.2kmなのに対し、美濃太田経由だと343.8kmと21.4kmのショートカットである。当然移動距離が短ければ運賃も安くなるので、前者が6,380円に対して後者は6,050円である。

約8年ぶりらしい太多線に乗車し、美濃太田で下車。ここでしばらく待っていると

これで大阪に帰れるらしい。

これにて今回の遠征は終了。

移動距離1517.5km

実績解除

長野電鉄完乗

・HIGH RAIL乗車

485系華乗車

2021.04東日本遠征-Day1-

さて、去年の4月の遠征記録でも書くかと思って、取り込んだ写真を見たんだが、全然撮ってなくて笑ってしまったので、今回は文字多めでお届けします。

ということで、毎度ながらオタクの朝は早いのである。4月10日の朝のことだ。

阪急の始発に乗れば大阪駅東海道線始発に間に合うようにダイヤが組まれているのは高く評価している。これがあるかないかで1日の行動範囲が大きく変わってくるし、18券勢にとっては死活問題に近かった。今はもう新幹線に乗ることの方が多くなってしまったが、たまにこうして普通列車で移動するときにはやはり重宝している。疫病の影響で終電が早くなっても初電が変わらないのは信頼できる。

自分はよく使っていた、旅行一発目の乗車電である。実は東淀川あたりから車内でウマ娘Season2をイッキ見し始めたのでツイート数が激減し、長野到着まで視聴に時間がかかっていたのである。なので、この遠征の思い出は?と聞かれると「ウマ娘っすかねぇ……」などというわけのわからないオタクになってしまうのである。過去に能登へ旅行した時も、帰りの車内で劇場版ガルパンを見たせいで感想が「ガルパンはいいぞ」になってしまったんだが、まるでコイツ学習してねぇな?

京都で225系に、米原311系に乗り換える。米原で接続するのは特別快速浜松行(土休日のみ,平日は豊橋行)で、コイツにのれば大垣や豊橋での乗換が不要になるので、それもあって大阪初電にお世話になることが多かったのだ。

なぜか枇杷島付近で急に減速し始めて名駅到着が1分ほど遅れてしまい、名古屋の乗換が2分になってしまったが、間に合ったので不問とする。というか、接続を考慮して1分ほど待ってくれた。これで間に合わなかったらあと10~20分寝られたのに……などと後悔することになったからだ。

しかしこの土日は天気に恵まれていた。

緊急ナントカ宣言の緊急性に疑問を呈しながらウマ娘を見ながらの移動ですっかり忘れていたが、

という財布も緊急事態宣言であったので、中津川駅からほど近いATMで金を下ろす。日曜は休業でも土曜日は稼働しているATMは意外とあるので、そこで2日分を下ろしておけば大丈夫だろう。

中津川からはWVしなのに乗らないと行程に支障が出るため課金。383系のG車は最前列でなければ2+2列でそこまで座席に差もないというレビューを見た気がするので、指定席の空席を確認したところガラ空きだったのでケチって自由席を選択。自由席も全然混んでいなかったので、快適に長野まで移動できた。しかし、ここまでスマホウマ娘を見続けたことで、

という感想しか残らなかった。

長野まで来て何もしないというのもあんまりなんで、長電を乗り潰し。

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いや、もう、新宿駅の組み合わせなんよ

長電は特急料金が100円という超絶リーズナブルなんで、基本的に課金しない手はない。最近の長電は関東を彷彿とさせる車両ばかりが転がっているので、その手のオタクにはかなり人気がありそうだなと思っていたところに、湯田中まで行ったあと長野まで戻ってきた際に日比谷線がいましたね。

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長野駅は地下なんで、地下鉄の車両がいても違和感0なのが強い。

長野からは在来線で小淵沢へ向かう。途中の冨士見で四季島とすれ違ったんだが、これが見るのは2回目で、逆に瑞風は未だ見たことすらないという関西在住オタクである。

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2017年8月に会津若松にて発見された四季島

小淵沢小海線に乗換え。お一人様にも優しい座席があることで知られる観光列車「HIGH RAIL」に乗車してみる。

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全国ほぼ全てのJRに乗ってしまっている以上、もう一度あの景色を見たいとかでない限り観光列車とか特急列車などの特定の列車を目的とした旅行になりがちで、小海線なんてのもこういうのがなければ1回乗って終わりになっている可能性が高い。

昼飯を長野駅の立ち食いそばで済ませてしまったので絶賛

こういう状態なのであるが、この後も乗換に余裕がなかったり構内のコンビニが閉まっていたりと散々だったので宿に着くまでお預けとなった。リニューアルした小淵沢で買っておけばよかったと後悔。

小諸から佐久平まで戻るか軽井沢まで行くか悩ましい選択肢であったが、

こういう時に新車を引く体質なので、しなの鉄道経由が正解だったらしい。一般用が赤色で、その前に軽井沢リゾート号という名前で青色の車両が前年にデビューしているがこれを目撃するのはもう少し後のお話。

軽井沢から新幹線とE217を乗り継いで千葉で投宿。そのホテルのカレーとか本とかが有名な某A〇Aホテルにお世話になって、1日目は終了。

 

アサヒの泡の出る缶ビールが売っていたらしく(発売直後に売れすぎで休売していた)ご満悦である。

 

Day2はこちら

2021.03東日本遠征-Day3-

Day2はこちら

さて、3月14日。遠征最終日である。

前日に仙台市営地下鉄を完乗したので、ついでに宮城県の他の鉄道にも乗っておこうということで週末パスの威力を遺憾なく発揮していただくべく阿武隈急行へ。前日酒を呷った気がするが、オタクの朝は早いのである。

まだ3月の東北地方なので朝ともなれば非常に冷え込むのだが、昨年から地球上で猛威を振るう疫病のせいで

ということで、非常に寒かった記憶がある。

槻木までは30分足らずで到着する。跨線橋を渡って阿武隈急行に乗り換える。2019年の台風19号の影響で被災した路線の一つだが、2020年10月末に全線復旧している。これまで災害で乗ることがかなわなかったケースというのが乗り鉄には少なからずあるので、こういうリスクを回避するためにも復旧したら早く乗っておくに越したことはない。

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早速こんな仕打ちをうけたが、長閑な田園地帯を抜け、県境の山間を川沿いに行き、街を抜けて福島に到着する。確かに東北本線経由のほうが早いのだが、接続が良ければそこまで遅くもないので、時間に少し余裕がある場合はオススメしたい路線である。

福島駅はJRではなく福島交通と同じホームに到着するので、そのまま福島交通に乗車。飯坂温泉まで往復して、サラッと完乗しておく。

元東急の1000系が導入されており、大阪メトロでも達成できていない(阪急のせい)全線VVVF化をあっという間に達成した。地元では車齢が40年50年の阪急や京阪なんかがまだまだ現役なので、非常に不思議な空間である。

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大阪メトロ全線VVVF化を全力で阻止してくる列車

福島に戻り山形県3セク山形鉄道を完乗するために山形新幹線で1駅の米沢へ向かう。赤湯まで行けばいいのでは?と思うものだが、当時は東北新幹線地震の影響で臨時ダイヤであり、その影響でいい時間帯に赤湯に停車するつばさがなかったことから、米沢から米坂線経由で今泉からアプローチする方が効率的であった。つばさは自由席が1両しかなく一般的に非常に混雑するらしいと聞いていたのだが、疫病の影響で余裕で座れてしまう。しかし、

という生粋の18きっぱーなので違和感MAXで1駅乗車した。

米沢で米坂線に乗り換え、今泉で更に山形鉄道に乗り換える。しかし、3月の東北地方ということでまだまだ非常に寒い。乗り換えの10分程度でも屋外だとかなり堪える。寒さに弱くなったと実感しながら、ようやく入線してきた列車に乗り込み、荒砥へ向かう。

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今泉駅の乗換案内。この古さがちょうどいい。

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いかにも3セクって感じの気動車

荒砥に着いたからといって、山形までバスで抜けるわけでもなくただ引き返し、赤湯まで乗ったところで完乗となる。赤湯からは普通列車の接続が非常によく、

結局福島まで普通列車でやってきてしまった。この米沢-福島間は719系5000番台のみの運用なので、磐越西線がすべてE721系になってしまった今では確実に719系に乗れる区間というわけである。もっとも、そこまでしなくても過去に仙台シティラビットとかで乗りまくって別にもういいんだが。

個人的には719系はここに座るに限る。

福島駅に着いたところで、やまびこがいい時間に来てくれるので、そのまま東京まで乗ることにする。乗車した車両には、たまたまTBSのクルーがおり、時期的におそらく震災から10年とかの取材か何かなんだろうなと思ったのだが、そのころに東北に訪れた人が多かったために1~2週間後の仙台市の感染者数がかなりの数になっていたような気がする。

東京からはまた鈍行で移動する。熱海の乗換時間があまりないことから週末パスはここまでにして18きっぷで移動する。元は取ったやろ(後ほど検証)。

 東京駅でサラッと乗り換えてE231に乗車したが、

という案件だったのを思い出しながら平塚と小田原で乗り換えて熱海に到着する。このままいけばホームライナー浜松3号という超乗り得列車に接続するのだが、緊急ナントカでありながら18きっぷシーズンという、ライナー券が買えるかどうか不明な状況下にあったので、一応売り切れの場合を考慮して行程を組むが

なんと余裕で買えてしまっている。乗った車両がたまたま沼津駅乗車整理券の券売機の前に着いたのもあったが、多少乗車位置がズレていても問題ないと思われた。6年ぶりのHL浜松3号である。

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373系ホームライナー浜松3号。乗車整理券を買えば乗れる。

改めて説明しなくともいいような気がするが、ホームライナー浜松3号というのは特急にも普通にも使える超汎用型特急列車373系を使用した、乗車券(青春18きっぷ)に乗車整理券330円を買い足すだけで、沼津から浜松までリクライニング付き転換クロスシートが確定でご用意されるだけでなく、当該列車は浜松からそのまま普通列車豊橋行となり、実質沼津から豊橋まで乗換なしで快適に移動できるという超優れものなのであり、それ故にかなり人気を誇る列車なのである。なお、昨今の疫病の影響で、乗車整理券を購入すれば、どこの席に座ってもいいという措置が敷かれているようだ。

豊橋での乗り換え時間が多少キツいことを除けば本当に快適である。豊橋から特別快速に乗り、途中の名古屋で下車。このホームライナー浜松3号、当日中に大阪方面へ18きっぷだけでは帰れない時間に運行されているため、名古屋から先はおとなしく新幹線に課金するしかないのである。翌日が仕事だったこともあり、新幹線で新大阪まで乗ることに。2日ぶりに時代の先端を行き、ギリギリ日付が変わる前に帰宅したところで今回の遠征は終了です。

 

週末パス:¥8,800

松本⇔新島々:¥1,420

松本→品川:¥4,070

品川→仙台:¥6,380

ここですでに元を取ったので計算を諦めた。週末パス万歳!

2021.03東日本遠征-Day2-

 

Day1はこちら

 

さて、松本にいるということで、松本電鉄を乗り潰し。本当は上高地とか高山方面に足を延ばしてみてもいいんだが、それはまたの機会に(こいついつもまたの機会つって先延ばししてんな)。

ということで、まだまだ3月って雪降るんだな~~と実感した。当方関西在住なので、雪と基本的に無縁の生活を送っており、雪を見てはしゃぐタイプの人間である。当然、はしゃいだ。松本-新島々間を往復して、とりあえず完乗しておく。しかし、こうバスが並ぶと旅情を掻き立てられる感じがするので、非常に良い。

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松本に戻って、E353系あずさに乗車。これまで中央東線の特急に乗ってこなかった人生なので、初乗車がこのタイミングとなる。

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しかしJR東日本はE5普通車の座席に味を占めたのか、最近登場する特急の普通車はだいたい同じ作りになっているので、グレードが上がって大変よろしい。内装もさることながら、外装のデザインが非常にスタイリッシュなのも評価できるし、E351系からの正統進化も感じさせるのもあって、非常に好きな車両の一つである。などと言っているが、実はE351の写真は1枚も出てこなかった。

この区間のために乗ったこともあるくらい、非常にポイント高い景色。ずっと坂を下りながら、釜無川の近くを走るのがたまらん。なおこの1か月後に下りで乗るらしい。

都内に入り、線形が明らかに良くなったにもかかわらず、速度が落ちる。そろそろこの区間は本当にどうにかした方がいいと思う。ダラダラと武蔵境とかを通過して新宿も過ぎて、そのままノロノロ東京に到着した。あずさ号の大半は新宿止まりで、東京までやってくるのは上りで1日4本しかないらしい。その後、品川まで移動して適当に飯を済ませたあと、駅前を彷徨ってシーズンテラスでトイレを拝借し、駅に戻ってきた。

品川駅に戻ってE657系に乗り、仙台へ向かう。ほぼ1年前に常磐線が全線復旧して、ようやく乗れると思った頃に疫病が蔓延してしまったので乗車機会を伺っていたら1年経ってしまっていた。先ほどまで揺られていたE353と座席は何ら変わらないのだが、久々の常磐線ということに加えて未乗区間を通過するのもあって気分はそこそこ良かった。とはいえ、取手~水戸あたりは個人的に景色としてあまり面白くないので、偕楽園までは結局寝た。勝田あたりから意識を戻して、徐々に未乗区間が近づくのを感じながら太平洋沿いに北上し、いわきに到達する。

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当時代行バスとして使用されていたバス

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2016年12月当時の代行バスの時刻表


記録によれば2016年12月に訪れたのが最後らしく、当時は代行バスが2往復走っていた程度である。この当時も、代行バスとはいえ常磐線に乗れるとあって、そこそこ高めのテンションで竜田で乗り換えた記憶があるが、今回は乗換なしで突っ切れるとあってそれはそれは楽しみなのであったが、天候が非常に悪かったのもあり、あまり満足できなかった。再履修してもいいかもしれない。

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仙台駅に到着したE657系ひたち13号。折り返しひたち30号となり品川まで戻るらしい。

その後仙台に到着し、仙台市営地下鉄を完乗して投宿。あまりピンとくる飯屋がなかったのに加え、牛タンという気分でもなかったので結局キリンシティに落ち着く。東北というのはとにかく飯がうまい。コメ・魚・肉・野菜・果物と色々うまい。やはり地元の特産品というのを味わってみたかったので、一度は食いたいと思っていた牡鹿半島名産のホヤを使った料理「ホヤのアヒージョ」を注文すると、これが非常にうまい。

アヒージョのせいでだいたいうまくなるんだが、食感というのがなんとも独特で、加熱してくれるなら割と食えるかもしれんなと思った。なお刺身は食ったことがない模様。。。そんなこんなで仙台の夜は更けていく。

次回もお楽しみに。

Day3はこちら

2021.03東日本遠征-Day1-

お久しぶりでございます。

遠征記録を書かないまま次の遠征……と繰り返した結果、3本ほど溜まっていて非常に情けないことになっている。ネタが新鮮なうちに書こうと心に決めた(決めただけ)。

さて、2019年4月より使用者に義務付けられたものとして、年間5日の年次有給休暇取得というものがある。つまり労働者も有休を消化してやらないといけないわけで、会社に恨みがある場合に無理やり有給を取得せずに罰金30万円を支払わせるというムーブもできなくはないが、会社側も全力で阻止させようとしてくるので、基本的には休ませられることになる。

ということで1年間休むことなく働いたワイにも有休消化の義務が発生したのであるが、有休を消化するなら有意義なことをしてみたかったのと、残っている有休が半日だったこともあり、早めに出社して昼過ぎに退社し、午後に移動を開始して土日を活用した遠征計画を立てようということになった次第である。

 

3月12日、確か天候に恵まれなかったような記憶があるが、電車に乗って尼崎に到着し乗換のために待っていると

ということで早速旅程が崩壊する。JR東日本管内では週末になると使用できる「週末パス」というのがある(非常に羨ましい)のだが、前日23:30までにエリア内の指定席券売機で購入しなければならないのがネックだ。宿を松本にしたので、23:30までに塩尻に到達して発券してから松本に向かえば問題ないことにはなるが、翌朝も早い点、多少遅延しても問題ない点などから、塩尻21:55着の1841Mをチョイス。松本までは18きっぷの使用が最も安いことから、地元から新快速などを乗り継ぐ方法で移動を考えていたところに、この遅延である。

ということで、課金を選択せざるを得なくなったわけだが、元が18きっぷなので出費はできるだけ抑えたいところ。しなの課金、新幹線課金などいくつか考えた結果、最も安く元のプランに戻れるのがこちら。

 

 新幹線の自由席特急料金というのは隣駅なら激安なことで知られており、それを利用することにした。

米原313系に乗り換え、遅れている新快速の接続をとることなく定刻通り発車していく。結果、この新幹線ワープが最適解であることが証明されたわけである。

乗車したのは米原始発の新快速豊橋行で、大垣で乗り換える必要がないのが非常にアドであり、名古屋まで快適に移動できた。軽率に関ヶ原を越え、木曽三川を渡り、名鉄と並走し、庄内川を渡って、クソデカい河合塾が見えたら名古屋に到着である。

名古屋から中央西線に乗り、211系と313系に揺られて塩尻に到着する。途中の定光寺-多治見や十二兼付近などは電波が入らない区間だった。そもそもスマホに替えてから初めて乗ったらしく、当然入ると思っていて電波のことなどすっかり忘れていたのもある。無事にえきねっとで発券し、松本までE127に揺られて、目的地松本に到着である。

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Day2はこちら

超絶にわかがシン・エヴァンゲリオン劇場版:||を見た件

お久しぶりです。

 

ニートを脱出して1年経過したが、職場に馴染めているのかどうなのかわからないし、恐らく浮いてると思う。変なオタクは馴染もうとしても浮くのである。

さて、今年は未履修だったアニメの中でも最も有名なアニメの一つで、カラオケで歌われているアニソンランキングで常に1位を取っていることでも知られる『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズをいい加減見ることにした。

主要キャラの名前を知っている程度のほぼミリしらの人間にとっては、なかなかにいい刺激の作品だったように思う。ただ、逃げちゃだめだなどと言っている碇シンジは本当に逃げて逃げまくって最終回でついにエヴァに乗れてみんなから「おめでとう」と言われるストーリーだと勝手に思っていたことは反省している。酷い思い込みだった。いや、だってそう思うでしょ、まどマギだって最後まで鹿目まどかは契約しなかったし。

ということで、アニメ版・旧劇を履修し新劇もQまで見たところで準備万端である。

初日の初回の梅田ブルク7というだけあって疫病なんてなんのその、素晴らしい人混みが形成されていた。これが平日月曜日の朝ですか??

上映終了後の拍手も印象的で、個人的には2019年にMOVIX京都で上映された『劇場版涼宮ハルヒの消失』以来の出来事である。

 

考察だとかその周辺は他の誰かに任せるとして、にわかの人間の純粋な感想として「これでもかというくらいサービスサービス♪してくれた、思っていたよりわかりやすいスッキリした映画」というものがある。というのも、ネタバレとして「全然わからなかったぜ!!」とTwitterに書き込む気満々で映画を見始めたのに肩透かしを食らうどころか、どうしちゃったんだよ、思ってたより飲み込めてしまうんだが??という感じである。

 

ということで、まだ見てないけど見に行こうとしているオタクは行った方がいい。後悔すると思うので。。。

 

さて、2回目いつ見に行こうかな、、、?